いとうしょう

いとうしょう

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Photo by Steve Temple

たとえばコーヒー好きのみなさんなら、新しいカフェで試したコーヒーの味を覚えておきたい、なんていうこともありますよね。

そんなときに役立つのが、ポートランド発のミニ・ジャーナルです。

ポートランド在住のクリエイティブ・ディレクター、Dave Seldenさんがテイスティング・ジャーナルと銘打ってリリースしたちいさな手帳。今では地元でも有名なブランドになっています。

Photo by Steve Temple

ジャーナルには店名、値段、日付といった基本的なものから、味を細かく記録できるテイスティング・ウィールまで、すべて埋めればかなりの情報量を残すことができます。ラインナップは今のところ11種類。

・コーヒー
・ワイン
・ビール
・ウィスキー
・スコッチ
・シードル
・シャンパン
・チーズ
・チョコレート
・ホット・ソース
・葉巻

最近ではジャーナルの発展版ともいえるポスターサイズのテイスティング・マップの販売も始め、ファッション誌などにも頻繁に取り上げられるようになりました。

「基本的に自分の好きなものしかジャーナルとして出すつもりはない」というDaveさん、実は自分がポートランドでデザイナーとして勤務していた時の上司です。

自分に美味しいビールとコーヒーを教えてくれたのもこの人。まだリリースされていないジャーナルをこっそり貰うこともありました。

デザイン以外にもビールの自家醸造、家具制作など、ポートランドらしいアクティビティはどれもDaveさんの守備範囲。

33 Books Co.は自分が味わったビールの数々を記録しておきたいという趣味から始まりました。今もデザインから発送までを一人、フルタイムでこなしているとのこと。ブランド名に含まれている「33」はジャーナルのページ数を表しているそうです。

すべてのジャーナルはポートランド市内で印刷されており、リサイクル紙などの材料もできる限り地元で調達するこだわりっぷり。インクにワインやビールを混ぜ込んでみたりと、遊び心もいっぱいです。

以前冗談で「こんなのも出せばいいのに」と話していたホット・ソースがほんとうにリリースされてしまったことがあったので、次はいったい何を題材にしてくるのか、楽しみです。

最後に、友人の制作プロダクションが最近リリースした33 Books Co.のショート・ドキュメンタリーを紹介します。Daveの人柄やジャーナル制作のプロセスなどが垣間見れると思います。

自分用に各種揃えるもよし、味にこだわる友人や家族にプレゼントするもよし。33 Books Co.の今後の新作にも注目です。

購入は、から。コーヒー版のみ、東京のでも販売しています。

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いとうしょう

アメリカでいちばん無名な日本人デザイナー。オレゴン州ポートランドを経て、現在ワシントン州シアトルのグローバル広告代理店勤務。デザイン、インディ・ミュージック、コーヒー、パシフィック・ノースウェストの面白いモノあたりがテリトリーです。

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