林 美由紀

林 美由紀

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「居心地のよい場所」をかたちにしたら、こんな風になりました。

Sam Lindersさんは、オランダのデザイン・アカデミー・アイントホーフェンを最近卒業した、若き女性デザイナー。Samさんは、柔軟性と遊び心のある家具を創り出しました。

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それが「Wobble-up」。イスに変形できるカーペットです。

Samさんは普段テレビを見る時、ソファに座るのではなく、カーペットの上に座ってソファに寄りかかることが多いのだそう。

また、彼女も含め、現代の人びとの生活空間が小さくなっていることを感じ、「小さな空間にもフィットする多機能型折り畳み家具」を思いついたのだといいます。

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Wobble-up」は一辺約28㎝の正方形で、プラスチック製の土台にジャージー糸で刺繍が施されたもの。これをいくつでもつなげることができるんです。

お好みの数をつなげてマジックテープで固定するとカーペットに、3つをつなげれば座面と背もたれのあるイスに、変形させることができます。

もちろん、いつでもカーペットに戻すことができるので、普段はカーペット、必要なときだけイスに変形させる使い方も可能。モザイクタイルのように、いろいろな色やかたちの組み合わせを楽しめるのがいいですね。

若きデザイナーが、現代の住宅事情や生活スタイルを考えて創り出した新しいかたちの家具。これからも、時代に合ったさまざまな便利家具が生み出されていくのでしょうね。

WOBBLE-UP[SAM LINDERS]

Photographed by © Sam Linders and Sjors Kanters

林 美由紀

FMラジオ放送局、IT系での仕事人生活を経て、フリーランスモノ書き。好きなものは、クラゲ、ジュゴン、宇宙、絵本、コドモ、ヘンテコなもの。座右の銘は「明日地球がなくなるかもしれないから、今すぐ食べる」。モノを書く以外にも、イラストレーターと合同でカフェでの作品展示など、形にとらわれない創作活動も。木漏れ日の下で読書と昼寝をする生活と絵本に携わることを夢見て、日々生きています。子は男の子2人。

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