小山和之

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建築家が建てる家は一見奇抜にも見えるけれど、実はさまざまな工夫が詰まっています。「.8(TENHACHI)」がリノベーションした自邸、「.8 HOUSE」もまさにそう。

家に挿入された白い箱と茶色い箱。ちょっとおしゃれに見えるようデザインしたのかな? と思ったら大間違い。しっかりとした理由があるんです。

左側の白い箱は、下に寝室、上に子どもの遊び場があります。右側の木目の箱は、お風呂や洗面所の水回りがまとまっています。


箱の上下を分割して、寝室の天井高を下げ、上に遊び場を持ってくることで、面積を2倍使うことができます。

1日の1/3という長い時間を過ごす寝室を下に持ってくることで、寝室が暑くて寝られない問題をうまく解決しています。子どもが遊ぶのは日中なので、エアコンがついていますし、長時間いるわけではないですからね。


木目の箱は、外側は素材感が際立っていますし、中は白くて明るくて、場所ごとのメリハリがあります。

リノベーション前はこちら。まったく違う空間に変身しましたよね!


工夫がつまった建築家のおうち。自分の家にも活かせるヒントを、探してみましょう。


.8 HOUSE[]

編集者 | 建築の意匠設計、デザインコンサル会社の編集・PMを経て独立。専門はビジネス、デザイン。デザインビジネスマガジン”designing”編集長。

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