髙阪正洋

髙阪正洋

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ナガオカケンメイによって2000年に創設されたD&DEPARTMENT PROJECT。

「ロングライフデザイン」をテーマに、たしかな審美眼で普遍的なマスターピースをあまた世に発信してきました

「クラフトな遊び心地」を掲げるOferte-noi.infoが、コレはワクワクする!と興奮したアイテムを定期的にご紹介していきます。

今回は、世田谷区奥沢にあるD&DEPARTMENT TOKYOからお届け。

むかーしむかし使われていた茶箱

お茶箱

D&DEPARTMENTでは、たくさんの収納用品が扱われていますが、なかでもひときわ異彩を放っているのがこちら。

一見何の変哲もない木箱ですが、実は専用の用途があります。

「これは、静岡県掛川市でつくられている『茶箱』なんです」とは、D&DEPARTMENTの薗部さん。

それはまだダンボールが流通する前のこと、茶葉の運搬に使われていたのがこの箱だったとか。

「いまでも静岡のお茶屋さんに行くと、経年により味わいを増した茶箱が飾られていたりしますよ」


節やつなぎ目を覆うのには、和紙が使用されている。

なるほど、今は昔のヴィンテージ品というわけ。

でも待って!そんな茶箱が、なんでD&DEPARTMENTに置いてあるの?

部屋の収納にうってつけだった!

もとは茶葉の運搬用に使われていた箱ですが、それがゆえの機能が備わっています。

ポイントは、内側に張ってある亜鉛のトタン板。

このトタン板が、外部の湿気や臭いを防いでくれます!


トタン板は、職人さんが一枚一枚手できれいに貼り合わせているんだって!

吸湿性が高いので、衣類の保管にぴったりです。米びつとして使用するお客さまも多いんですよ」

また、防虫効果のある杉の木も、収納としてのスペックに加勢します。

お客さんのなかには、この茶箱に古文書をしまったまま50年間放置していたのを久しぶりに開けてみると、そこに虫ひとつついていなかったことに仰天した。なーんてエピソードをお持ちの方もいるんだとか!

昔からずーっとデザインの変わらない茶箱だけに、さらりと収納用として使うっていうのが、かなりいけてるんじゃない?

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photographed by Kenya Chiba

お茶箱・5kg[D&Department]

髙阪正洋

ファッション、ライフスタイルまわりで、編集・ライターのいろはを学び、ひた走る日々。いつの日かOferte-noi.infoアイス部員に抜擢されんと、就寝前のアイスが20年以上やめられないでいることをココにしかと明言しておく。

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