岩澤 はるか

岩澤 はるか

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キャンプをはじめてみたいけど、準備やら日数やら、けっこうな気合を入れなければ手を出してはいけない気がする……。

そう思ってもう何年も、いつもと変わらない都会での週末を過ごして来ました。

だけどもう、そんな日常では満足できなくなってしまうかもしれない……。そう思ったある8月の週末の出来事をお話します。

1泊2日で緑と海を満喫するキャンプカレッジ

今年で16年目に突入する、コールマンジャパン主催のキャンプ教室「キャンプカレッジ」

テントやチェアなどのギアをレンタルしてくれたり、それらの基本的な使い方をレクチャーしてくれたりと、私のような「キャンプ、行ってみたいけど……」というビギナーにぴったりのイベントです。

「特別編in大洗」と題した今回は、茨城県とのコラボレーション。1泊2日で大洗の自然を満喫します。

会場の「大洗サンビーチキャンプ場」は、他のキャンプ場と比べてちょっと特別なポイントが……

なんと、キャンプ場から海が一望できるんです!海が見えるキャンプ場は全国的にも珍しいといいますが、まだ少し汗ばむ季節でも吹き抜ける風が気持ちいいのは、海の近くだからこそ。

そんな「キャンプカレッジ特別編in大洗」。期待に胸を膨らませながら、私も行ってきました!

とはいえみんな本当に初心者なの…?

(写真左)大洗海の大学/光又さん、(写真右)茨城県観光物産課/梶山さん

まずはみんなで広場に集まって、開会のごあいさつ。

キャンプ初心者向けのイベントとはいえ、みんな1回くらいはキャンプに行ったことがあるのでは……?本気のビギナーなんて、私くらいなのでは……?と、密かにドキドキしていた私。

ところが「キャンプ初めての人〜?」という質問には、これだけの手が上がりました

私の中で勝手に仲間意識が芽生えた瞬間です。


アイスブレイクのハイタッチ!大人も子どももみんな楽しそう

実はここ、サンビーチキャンプ場でも、「初めてキャンプをしにきた」というキャンパーも増えてきたのだとか。

「キャンプ=アウトドアというイメージが強いですが、キャンプっぽくない格好をした方もたくさんいらっしゃいます。中には仕事帰りにスーツで来る方も……。

キャンプは『こうあるべき』とルールが決まっているわけではないです。みなさん各々のスタイルで楽しんでいますよ」(光又さん)

私も、「キャンプバイブス(アウトドアをゆるく楽しもう)」とのメッセージが込められた、POLeRのTシャツで参加

そんな自由でリラックスしたムードの「キャンプカレッジ」、2日間のプログラムは、以下の通り。

1日目
12:30〜 開会式
13:00〜 設営レクチャー/キッズプログラム
14:00〜 サイト設営
16:30〜 燃料器具レクチャー
17:30〜 夕食(BBQ)
20:00〜 ナイトプログラム

2日目
6:00〜 モーニングヨガ
7:00〜 朝食
8:00〜 撤収レクチャー
9:00〜 撤収
11:00〜 閉会式

開会式のあとは、テントの設営にチャレンジしてみますよ!

と、その前に……

バックパック1つで足りるその理由は…

今回のキャンプで持っていった荷物

私がいつも「キャンプってちょっと面倒だな……」と思ってしまう最大の理由。

それは荷物の多さ、ないし大きさです。

テントやテーブルなどの大きな荷物は言わずもがな、快適さを追い求めれば際限なく荷物は増えていってしまうもの……。

だけど今回のキャンプで事前に共有された持ち物リストに記されていたのは、インナーやアウターなどの衣類に加えて、洗面用具などの生活用品、寝具など、35Lのバックパックに全て入ってしまうようなモノたち

実はこの荷物の少なさこそが、このイベントの大きな魅力のひとつ。

キャンプに必要な大きなギアを貸し出してくれるから、こちらで用意する荷物が少なくて済むのです。

・テント
・テーブル
・チェア
・ガスランタン
・LEDランタン
・ランタンスタンド
・マット
・テントファン

これなら「初めてで何が必要かわからない……」なんて人でも参加しやすいし、キャンプを知るとっかかりとしてはもってこい。

さらにはテントの設営やガスランタンの使い方、BBQの火の起こし方レクチャーなどのプログラムも充実。どこまでもビギナーにやさしいです。

レッツ設営!

みなさん熱心に聞き入っています…

チェアとテーブル、テントの建て方は、コールマン・ジャパンの西川さんが教えてくれました。

チェアとテーブルは折りたたみ式なので比較的カンタンですが、適当にやってしまうと、脚の部分を伸ばしきれていなく崩れてしまったり、しっかり固定できずゆるゆるになってしまったりするので、侮れない作業です。

この大きさのテントだと、2人以上の人手が必要

テントの建て方について西川さんより、「どんなテントもメインポールさえクリアできてしまえばほぼほぼ完成」とのお言葉が。

確かにメインポールさえ立てられれば、あとは生地をポールに固定したりする簡単な作業のみ。なんだか私にもできそうな気がしてきた……。

使っている製品は異なりますが、詳しいテントの設営方法はこちらの記事を参考に。基本的な建て方は、ほとんど変わりません。

テント設営で特に気をつけたいポイントはこの6つ。

【ポイント】
①ポールはしなりには強いが接合部分が外れると破損の可能性アリ。生地に差し込むときは引っ張らずに押す
②テントを設置する場所は基本的に自由だが、寝室の部分が平らな場所にあった方が寝るときに快適
③メインポールを持ち上げてテントを起こすときは、空気の力をかりると楽チン
④ペグを打つときはポールの角度と逆の斜めの方向に打ち込むと抜けにくい。
⑤風速15mを超えたらキャンプはしない!雨は楽しめるが、風は諦める
⑥設営に行き詰まったときは一緒に来た仲間と喧嘩する前にスタッフを呼ぶ

特に6つ目は、家族や友だちと楽しいキャンプを過ごすために覚えておきましょう……。

大人たちが熱心にレクチャーを受けている一方、子どもたちも真剣そのものに手を動かしていました。

「アウトドアエプロン作り」や「ランタン作り」のワークショップなど、キッズプログラムも充実しているので、小さなお子さんがいるファミリーでも安心です。

レクチャーが終わったら続いては、各々のキャンプサイトに戻って実際にテントを建ててみますよ〜!

メインポールに大苦戦…

大人も子どもも真剣そのもの

ファミリーでの参加者が特に多かったこのイベント。大人から子どもまで、みんなで力を合わせて作業する姿がキャンプサイトのあちこちで見受けられました。

レクチャーしてもらっているときはカンタンなように思えましたが、見るのとやるのとではやはり違うもの……。家族4人でも広々入れる大きさのテントなので、設営も一筋縄ではいかない部分も。

だけどひとりではできない作業だからこそ、一緒に来た人同士の絆も深まります

先ほどのレクチャーで「メインポールさえクリアできれば……」との話がありましたが、言い換えればこのメインポールを設置する作業こそがもっとも難しいということ……。

こちらの親子も、テントの設営にかなり苦戦している様子でした。

設営完了後に「3人で来たんですか?」と聞いてみると、どうやら奥さんと小さい娘さんは、おうちでお留守番なんだそう。

あれ、さっき一緒に設営をしていた女の子は?

イベントスタッフの子なんですよ。小学校5年生らしいんですけど、すごくしっかりしてますよね」(お父さん)

スタッフさんだったとは、なんとも頼もしい。それにしても「ケンカする前にスタッフを呼ぶ」、早速実践していて素晴らしいです。

泊まりでのキャンプは今回がはじめてだというおふたり。テント設営にどのくらいかかりましたか?と聞いてみると、「1時間かかりました(笑)」とのこと。

海からの風が気持ちいいキャンプ場で、苦戦しながらも笑顔で楽しそうに設営に取り組んでいました。

来場者のみなさんに、楽しみ方を聞いてみた!

海を一望できるドラム缶風呂も!


Chino surf artさんのライブペインティング。3枚のパネルを使って「海っぽいイメージのもの」を描いていきます。

設営が終わったら、BBQまでのんびり。参加者それぞれが各々の楽しみ方でキャンプ時間を過ごしていました。

ここで少し、参加者のみなさんのキャンプでの楽しみ方をご紹介。

キャンプの醍醐味、焚き火!

私含め初心者ばかりの参加者の中で、なんだか玄人っぽい雰囲気の一角が……。

群馬からやってきたというこちらのご家族は、キャンプに毎年行っているというベテランさん。昨年行われた群馬でのキャンプカレッジに参加して、今回のイベントにも興味を持ったのだそう。

ご両親に「キャンプカレッジの魅力は?」と聞くと、「荷物が少なくて、気軽に参加できるところ」とのこと。

テントや椅子などのベーシックなギアを揃えてくれるからこそ、ポットや焚き火台などプラスアルファのアイテムも持っていきやすいのかも。気軽に参加できるのは、キャンプ経験の有無に関係なくうれしいポイントです。

すると娘さんが、焚き火台で焼いたマシュマロをクラッカーで挟んで、スモアを作ってくれました

焼き加減もバッチリ、外で焚き火を囲みながら食べるスモアは、最高以外の何者でもありません……。美味しくて心あたたまるおやつ、ごちそうさまでした。

ビールとかき氷で乾杯〜

茨城在住のこちらのご家族は、登録している茨城県のメールマガジンでこのイベントを知ったのだそう。

キャンプにくるのもテントを張るのもはじめてだといいますが、かなり綺麗にテントを張れていますね……。

「持ってくればよかったものは?」と聞いてみると、自前の持ち物はほとんどなく、貸し出し品だけで特に不自由なく快適に過ごせている、とのこと。

それでも唯一の心残りは、「ビールは持ってくればよかったですね!」(お父さん)。確かに車の運転を考えず遅くまで外でお酒を飲める機会も、なかなかないかも……。

娘さんはかき氷を食べて口が真っ青に……!

海の大学のみなさんも

そんなとき、「ビール届きましたよ〜!」と元気な声が聞こえてきました。

こちらはサンビーチキャンプ場の運営をしているNPO法人「海の大学」のおふたり。ビールとかき氷を販売していました。

キンキンに冷えた生ビール…!大人はお金がかかります

オススメは、シロップかけ放題で100円という破格で販売しているかき氷!なるほど、だからあんなに舌が真っ青になっちゃったのかな?

後編につづく…

そんなこんなで1日目ももう終わりに近づく頃。

全てが初めての体験で、時間が過ぎるのが本当にあっという間でした。いつもの週末から考えると、こんなに体と頭を使って過ごす休日はなかなかないかも。

それでもこの後もまだまだ楽しいプログラムが目白押し。BBQにライブにヨガに……と、盛りだくさんのキャンプカレッジの様子は、引き続き後編でご紹介します!

コールマンジャパン公式HP

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岩澤 はるか

好きなものはグレッチのギター、塩バターあんぱん、シメサバ、珈琲屋らびっと、いんでいら道玄坂、ジャックパーセル、ポーターのサコッシュ、PASS THE BATON、ヘリーハンセンのバックパック、本屋さんに置いてあるジャンク品。 好きな人は椎名林檎、望月ミネタロウ、坂元裕二、岸田繁、西加奈子、あばれる君。

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